格安SIMで使う端末の選び方

格安SIMに乗り換えたい!そんな時に利用する端末の選び方はどうすれば良いでしょうか?
そんな疑問について考えてみたいと思います。

格安SIMで使える端末の種類

まず、その前に格安SIMの種類について考えてみましょう。

実は格安SIMで使われている電波は殆どがドコモの電波です。
そのほかにauの電波を利用しているのがUQ-MOBLIEとMINEOです。
まあ、この2社は元々au系の会社というのも有りますけどね。

ソフトバンクに関しては残念ながら有りません。

というような状況です。

ここで覚えておいていただきたいのは携帯会社により利用している電波の周波数が異なるという事です。
しかも携帯会社で販売されているスマホは自社の電波に特化しているため他社の電波は受け取ることが出来ないというものがほとんどです。

なのでドコモで販売していた端末はドコモの電波、auで販売していた端末はauの電波、ソフトバンクで販売していた端末はソフトバンクの電波を受け取るようになっていると考えてください。

もうひとつはSIMフリー端末です。
これは接続できる通信会社をロックしていない端末のことです。
※通常ドコモなどで販売されている端末はロックが掛かっていますが最近は条件はありますがSIMロック解除が可能となっています。

ただし、SIMフリー端末は殆どの端末はドコモの電波を受信するような設計になっていますので他の通信会社の電波で利用を考えている場合は注意が必要です。

端末の選び方

まず、ご自身で利用する端末をお持ちなのか新規で購入するのかに分かれます。

ご自身で利用する端末を利用する場合

端末がiPhoneの場合

実はiPhoneの場合は事情が複雑でiPhone6S以降と以前で別れます。
iPhone6S以降の場合はドコモ、au、ソフトバンクの何処で販売していた端末でもSIMロック解除さえ行えばドコモ系のMVNO業者でもau系のMVNO業者でも使うことが出来ます。

これは元々iPhone6Sがドコモの電波とauの電波の両方に対応しているので使えるという事です。

iPhone6以前の場合はSIMロック解除の対象外なので元々契約していた系列のMVNO業者でしか利用することは出来ません。

端末がiPhone意外の場合

基本的には対応している電波の周波数の関係で元々契約していた系列のMVNO業者でしか利用することは出来ないと考えてください。

なのでご自身がお持ちの端末を使う場合は契約するMVNO業者がドコモ系かau系か確認をして対応しているようであれば利用可能です。

ただし、この場合は以前利用していた通信業者と接続先が変わってしまいますので端末側でAPNという接続先の設定を変更する必要があります。

ただ、これはiPhoneの場合は殆どのMVNO業者が設定用のプロファイルを用意しているのでそれを読み込むだけですし、Andoroidの場合も幾つかの項目を設定するだけですので簡単に設定できます。

新しく端末を購入する場合

この場合はMVNO業者で販売している端末を一緒に購入するのが一番簡単だと思います。

一緒に購入すればAPNの設定等もされた状態で送られてくることがほとんどなのでSIMが開通すればそのまま使えるという形が多いです。

でもやっぱりiPhoneが良いとかお気に入りの端末を利用したい場合はSIMフリー端末を購入して利用することも出来ます。

このあたりが格安SIMの柔軟性で魅力の一つですよね。

まあ、APNの設定は行う必要がありますがお気に入りの端末はやっぱり良いですよね。

ただ、一つ注意していただきたいのは対応している周波数ですね。
SIMフリー端末のなかには全ての周波数帯に対応しているものも有るので極力全ての周波数に対応しているものを選ぶようにすると良いと思います。

特にドコモのFOMAプラスエリアに対応していない端末だと地方などで圏外になる可能性が高くなってしまいます。

では実際にどうやって選ぶのか?

コスト有線であればまず自分で所有している端末が使えないか考えてみましょう!
使えそうな場合はそれを使うと良いと思います。
ただ、テザリング機能に関しては使えない場合が殆どなので注意が必要です。

  • ドコモで販売していたAndroid端末→出来ない
  • ドコモで販売していたiPhone端末→出来る(条件有り)
  • auで販売していたAndroid端末→出来る
  • auで販売していたiPhone端末→出来ない
  • SIMフリーiPhone端末→ドコモ系:出来る、au系:出来ない
  • SIMフリーAndroid端末→ドコモ系:出来る、au系:出来る
    • となっています。

      これはOSのバージョンなどでも変わる場合があるようですので契約前に事前確認が必要ですね。

      新規に購入する場合はお気に入りの端末を選ぶことが出来ますよね。
      ただし、先ほども書きましたが端末が対応している周波数帯は事前に確認するようにしましょう。

      また、各MVNO業者さんで独自に確認した対応端末の機種を掲示されているのでこちらも確認しましょう?

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